放送塔近くで ゲルマラジオ がんがん


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2019年10月下旬、ニッポン放送AMの送信アンテナ所のそばへ行って、ゲルマラジオでスピーカーをガンガン鳴らしました。

ゲルマラジオはイヤホンで、かそけく聞くのが常ですが、たまにはスピーカーをガンガン鳴らすと、スカッと欲求不満が解消します。

私は今まで、AM では NHK文化放送、ラジオ日本 の送信アンテナ所の近くでゲルマラジオなど鳴らしてきました。埼玉と神奈川です。

ニッポン放送AMは千葉県木更津です。

上の写真が送信所の門前です。アンテナは2本立っているようです。ということは、電波に指向性をつけているようです。おそらく東京方面狙いでしょうか。

私の家は指向性の狙いから外れた方角なので、ニッポン放送は、他局に比べて電波が少し弱いです。

 


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さて、送信アンテナから300mくらい離れた川の土手に、よき所を見つけ、ゲルマラジオをセットしました。

アンテナはバラック風なループアンテナです。一辺が28cmくらいの小型です。十字の部分が台座にネジ留めなので、組立て式で、移動使用に向いてます。

四辺の角のワイヤー受けはダンボールと厚紙です。リッツ線10mに3mくらいビニール線を足してます。ピックアップコイルは省いて、同調コイルのみ。

バリコンは400pF、二連の片方。

スピーカーは、小型のトランペットスピーカーです。音は悪いが能率は高いという、シロモノ。中華製で、104dBと謳ってますが、16cmスピーカーよりはちょっと良いというくらい。ただ軽いので移動によろし。8オーム。接続には真空管ラジオ用などの出力トランスを使いますが、今回は送信アンテナのそばなのでトランスなしでも鳴りました。

また、ループアンテナではなく、普通にフェライトコアに巻いた同調コイルに数mのビニール線でもガンガン鳴りました。

この時、ラジオは来年のオリンピックの話題をやってました。おしゃべりの中で、昔の(1964年の東京?) オリンピック関係の歌を流してました。

スマホで録音しました。縦横比を直したら、カクカク動画になってしまいましたが、YouTube にUPしました。行ってトランペットスピーカーの音を聞いてみて下さい。

URLを最下部に貼っておきます。

 

この日は、JR久留里線に乗っての、田園の中をのどかに行く小さな旅となりました。


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ニッポン放送の ベリカード(受信証明書)です。いつ、どんな電波状況で、受信したかと、受信報告書を送ると、ラジオ局がくれる記念カードです。

このカードの右上写真は木更津のAMアンテナです。川のそばの田畑の中に立ってます。左下はFM のアンテナのようで、スカイツリーでしょう。

ラジオ放送の電波を捕まえて、カードを集めたりするのをBCLと言います。1970年代から流行りました。私も少年時代にはカードを集めましたが、幾つになっても、カードを貰うとちょっと嬉しいもんです。

 

更にカードの件。

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ワイドFM放送が、始まる前の、ニッポン放送の「試験放送」のベリカードです。これ珍しいでしょ?

アンテナの写真も貴重です。これを見ると、双ループのスタックだということがわかって、水平偏波なんだな、とわかります。

ベリカードの図柄で、アンテナの写真も何も載ってないのがよくあります。観光の絵ハガキみたいで、これはちょっとあれですね、ものたらんです。

やはりアンテナやスタジオ機材の写真も使って欲しいですね。

そこいくとニッポン放送は、正しいです。

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カードの裏面です。

電波受信状況は55555の満点だったのですね。ワイドFMは2015年に試験放送やってたんだと、あらためてわかりました。

 

YouTube ゲルマラジオにトランペットSP

https://youtu.be/EUWPD0mLP2g