急ぎ掲載します。前回の自作SDRチューナーの回路図と電流値、訂正しました。
以下の記述は、当ブログの前回の記事、『SDR AM SW チューナー』に関するものでして、そちらを先ず見て下さい。
上の写真はSDRドングルの、受信部と思われる IC R820T が、「2」に進化した物です。青いです。
受信範囲が広がって、25~1700MHz らしいです。
あと、前回の記事中に書いた、黒のドングルの新版ことにも関わる、基板上の QP QN のポイントがどうなっているか見たかったから買いました。これについては良い知らせです。
ケースをマイナスドライバーで こじ開け た写真です。
さて肝心の QP QN は上の写真中央のICの、上部右に2つ並んであります。白文字の下の、ハトメのような穴あきポイントです。
拡大写真です。白の大きい矢印がQP 白の小さい矢印がQPとつながってるポイント。青い矢印もQNとして同じく。ハンダ付けも楽勝と思えます。
穴が貫通してるというのは、ここにピンを当てるのではなく、挿してテストしたのか、あるいは私の自作のために、利用し易すくするサービスでしょうか。黒のドングルより格段に作業し易くなってます。
このハトメ型ポイントは、上述しましたが、それぞれ、もう1ケ所ずつ、IC 近くの表面ポイントを経由して、IC のピンと接続しています。QPは4番ピン、QNは5番ピンです。これは導通確認しました。ただ、自作チューナーはまだつないではいません。たぶんで申し分けないですが、利用できると思います。
受信部の ICに R820T2 の文字です。基板の左に日付がプリントされてます。こういうの、素生がハッキリしていていいですね。
今まで水晶があったところに見なれない発振子が載ってます。こっちの方が、きっと高性能なのでしょう 28.8 1E SIWRD と読めます。周波数はおそらく28.8MHzで、前と変わらないようです。白いプリント線は以前の水晶の形で描かれてます。
他にも見かけ上の変化があります。前にはあった、実装パーツのCRやLが無くなってる所があります。ランドと白文字はその場に残ってます。経費削減のためか、性能が向上して不要になったのでしょう。
で、ドングルとして、FM放送だけテストしてみました。OKでした。特に問題もなく使えました。
あと、1295MHzで、自分のアマチュア無線のトランシーバーで確認しました。復調の具合などOKでした。これなら、まともなアンテナを付ければ受信可能のような感触でした。
以前の黒いドングル(R820T)の時は、至近距離の電波をとらえはしましたが一般受信は無理そうでした。
以上 急ぎ、お知らせでした。
前回の SDR 自作 AM SWチューナー の感度をもう少し上げて上手くいったら、次回紹介します。