Vr.2 はマイナーチェンジです。実はまだ、私、入院中です。過去の実験の中から記事を書きます。自分用の写真なので不備もあります。
Vr.1の冒頭の写真を見て、ペットボトルの真ん中に、なんで穴があけてあるんだ ? と気づいた目ざとい方もいらっしゃったでしょう。
あの穴はメーターを嵌めるためのものだったのです。これ、高周波を見るメーターです。電波が出ているかどうか、監視できます。別名、RFメーター といいます。なくてもいいんですが、チューニングによって、針の振れに変化があり、あるとちょっと役に立って、しかもカッコイイ。
周波数可変 のモジュールのときも、メーター使いました。こんな感じで実験してました。ミノムシクリップのコード結構使います。自作の短いコードです。かなり便利です。
RFメーターの回路図です。これも超簡単。ダイオード 1N60 2本。倍電圧検波です。高周波を直流にして、メーターを振らせます。
ピックアツプコイルは、フェライトバーコイルの上に適当に重ね巻きします。バーの真中から、電波が出るので、そこは避けた方がいいかもしれません。メーターにわずかですが、吸い取られるわけですから。私はバリコンに近い方に巻いています。
巻き数は、適量、メーターの感度に合わせて加減。私のは5回くらい。
メーターは 直流電流計 50uA を使ってますが、形が小さいので使いました。100uAで十分で、250uAでもOKです。絶対値を読むのでなく、針の振れ具合を見るだけなので、チープな ラジケーター で十分です。その方がバラックの美学的には、ステキです。メーターはネットにけっこうありますが、今やチープなラジケーターの方が入手難です。
* 注 後記 * 決定版では、バーアンテナコイルの巻数が60回くらいになります。
次のマイナーUPは、電源です。電源を4.5V にし、三端子レギュレーター で3.3V に落してます。これなら電源が、1V以上減るまで使えます。
低損失三端子レギュレーター と謳っている物で、CMOS です。これまさに、その通りで、このレギュレーター自体の消費電流は1uAあるかどうかくらいでした。ホレました。電圧可変型や普通のレギュレーター だと、5~10mA 食ってしまいます。
秋月電子で買いました。型番は、S-812C33AY-B-G です。
このレギュレーターもノイズを心配しましたが、出ませんでした。これもおどろき。
OUT側のコンデンサーは データシートによると不要のようです。ラッキー。IN側は値不明なので、0.1uFを付けときました。
これでマイナーUP終了です。結果は1号と同じです。ただ距離が、電源の0.3V UPの分、わずかに伸びているかも知れません。反対に、変調は0.3V 分、浅くなっているかも知れません。実際ラジオで聞いた感じでは、変わりありませんでした。
この Vr. 2 はまだ、波形の測定などしていませんので、次回以降に。