今日このごろ

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関東地方は昨日、梅雨明けでした。急に暑くなりました。いかがお過ごしでしょうか。
私は昨日、秋葉原ラジオセンター1階の、私の好きな 東栄トランス の店に行きました。
真空管ヒーター用に6Vの小さなトランスを買いました。そしたら店の人が団扇をくれました。なんだか不思議と嬉しかったので、今回はそういうのんひりした記事です。

秋葉原ラジオセンターのあの雰囲気、中東のバザールのようです。小さな店が密集して、細い通路に人がいっぱいで、歩くにも苦労したのは50年前。
店の人はほとんど愛想が悪く、中学生だった私はおっかなびっくりパーツを買っていました。
それが今では人が少なくなって、歩きやすくなって、フィギアだとかそんな店も出来て,外人も歩っていて、店の人は団扇をくれるという、時代になったのです。感慨深いことです。

平成25年まではラジオストアが並設されていました。私はストアもセンターも同一視してきましたので、ストアが閉店するとニュースを聞いた時、とてもショックでした。しかし、閉店するのはストアの方だけだとわかりました。それにしてもストアが閉店してしまったことはとても残念です。
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団扇の裏面です。ラジオセンターで買える物の名が全部書かれているそうです。金魚に風鈴で、この面の絵だけは涼しげですね。
ラジオセンターに限らず昔からの電気関係の店には頑張って続けていって欲しいですね。
今の若い人、秋葉原は電気の街なんだぞ ってこと知っているのでしょうか。

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昨日買った抵抗とコンデンサです。
抵抗はカラーコード表記です。カラーコード、まあ、読めますが、自信がないので、必ずテスターで測ってから使ってます。小さな物はしょうがないとしても、1 Wクラスから上は数字で印刷してくれませんかねえ。

コンデンサ、ブロック型は数字表記で助かりますが、
小さい物で、103とか、472とか、困ります。私は時々、紙に「0」を書き並べて、ゼロの数を数えて、何ピコだの、何マイクロだのと判断しています。あと、ナノっていうのやめてくれませんかねえ。例えば、10ナノって結局何ピコなの? って考えてしまいます。

写真の左下に見えるオレンジ色のはフィルムコンデンサです。オレンジドロップという有名な物らしいです。私は買ってから知りました。
最近はあまりそういうことに拘ってないので知らなかったわけです。しかし、今作っている球のアンプにつけて、試してみるのも楽しみです。

私は最近、76(ナナロク) や 71A(ナナイチエー)という昔の球でアンプを作って試しています。

蓄音機の自作はどうなってるの? と聞こえてきますが、6月の時点で作業は一時休止してます。
このブログの今年(2019)1月2日の記事に自作蓄音機1号を載せました。YouTubeに演奏の動画もUPしています。ソプラノ、シャンソンサッチモ と3題UP しまして、今でも見られます。下記はソプラノ版です。

https://youtu.be/trgyKjA4RBg

それを3月にバラして、今、2号機に作り変えている途中です。

今の様子が下の写真です。
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蓄音機の本体は殆んど出来ています。
一番下はSPレコードを縦に入れるラックです。前面は4枚の引き戸を作りました。あえて盤を縦に入れるのは、出したいレコードが探しやすいからです。
大型ホーンは少し上向きの仰角をつける設計です。
一番上はプレーヤー部です。プレーヤーの蓋はまだ作っていません。それが一番苦労しそうです。
今、プレーヤーのアームのことを考えていて、1号機とは別の物にしようかと迷っています。
細部の作り込みや、塗装のことを思えばまだまだ先は長いと気づきました。出来上がるのは冬のことになりそうです。

そんな今日このごろです。